主人公「水野 洋介」は早くに母を亡くす。父親は再婚し義理の母と姉が出来るが、今度は自動車事故で父親も死んでしまった。
その後、義理の家族とも身を離し、一人暮しを始め、質素ではあるが多くの人の優しさに支えられて健全に生活を送っている。
そんな彼に「悪意」が取り憑く。これまで世話になった人たちに感謝しながら日々の生活を送っていた善人とも言える彼の性格は豹変した。
恩ある女性達「幼馴染の同級生」、「副担任の女教師」、「バイト先の喫茶店の女店長」、「義理の母と姉」…。それまで大切に思い、感謝して来た女性達を獲物とみなし、荒々しく陵辱し、口汚く罵り、服従される為の調教を行う主人公。
彼自身は訳が判らない。自分の前に組み敷かれていく大切な女性をみて良心が痛む。
それなのに自分の行為を止める事が出来ない。本来、彼が持ち得ない能力と知識を使い、彼女達の心の中を覗き込み、精神的、肉体的な弱みをついて犯す。
大切に思っていた人達が自分自身の忍耐で汚されて行く。この恩を仇で返すかの様な陵辱調教の果てにあるものは…。
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洋介の義母。若々しくて美人。
父の死後も、洋介を気遣って援助している。
たまに「ここはあなたの家なんだから」と家に泊めたりもする。
性格的には明るくハキハキしている。おっちょこちょいな面があり、よく娘(涼子)に「・・・名前らしくおしとやかにしてよ」などと説教される。
ダンナの死後、欲求不満が続いている。 |
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洋介の義姉。クールな口調で極力、単語だけで話すタイプ。
明るい母親とは対照的に、冷たい感じの少女。
理知的で言動もわりと辛辣。人に対する態度も素っ気ない。
洋介のことはとても気にしているが、男女の恋愛事にはかなり疎い。 |
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クラス委員長。トレードマークはお下げ。プライドが高く、生真面目で照れ屋。
洋介にはきつい口調で当たる。幼馴染で、世話女房の様に心配してくれる。しかし表面的には、怒っているように振る舞うので他人には責められているように見える。
家族が死去したとき、こっそり便宜を図ってくれた。洋介はその事に気付いているが、本人の性格を考えて言わないようにしている。
性に疎いことへのコンプレックスの為か大人の玩具をいくつか所有している。 |
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洋介のクラスの副担任で担当は化学。
口調は、優しいお姉さんといった風情。
洋介が家族を失ったあと、落ち込んだ姿を見て励まし続けた。
夜中、街をさまよっていた洋介を家に泊めたこともある。
そのためか、他の生徒よりも洋介に親しみを感じていて、呼び方が「洋介くん」になっている。 |
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主人公のバイト先である喫茶店の女店長。陽気で前向きな健康美人。
両親が亡くなったあと、大学を辞めて喫茶店「もみの木」を継いだ。
苦しい経営の中、常連客だった洋介に出来るだけの給料を払ってあげている。 |
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神社で巫女をしている主人公の同級生。
実は盲目で目は見えていないが、超能力めいた第六感で普通人と変わらぬ生活を送っている。
退魔の力の様なものも持っており、主人公に憑いているモノに気づいて対決しようとする。
ただ、実はかなりのおっちょこちょい。
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