リヒテンブルグ魔法学園について王国「ラフィーニア」にある、魔法学園。 エンヴィー達の通う学園で、魔法教育が盛んなラフィーニアにおいても、 伝統ある魔法学園（最初の魔法学園）であり、数多くの著名な魔術師を輩出してきている。 大陸の各地から魔法を修めんとする若者達が集ってくるが、「レイテンス(Latens)」に 認められた者しか入学を許されない事もあって、入学できる者はほんの一握りでしかない。 だが、その素養を見出された者は最高の魔法教育を卒業の間まで無償で 受ける事が出来るとあって、入試に臨む者は後を断たない。 学園のカリキュラムは多岐にわたり、語学などの座学はもちろん、薬（草）学や剣術、体術などの、いわるゆ冒険 に必要な実践的な技術も教えていて、「論理と実践」をモットーに学生達に課外活動（冒険）を推奨している。 なお、「魔術師の階梯はその実力を持ってのみ定められ、俗世の権力に縛られない」という理念から、 学生達は在学中は姓を名乗らず名前だけで呼び合う習わしとなっている。 また、フィールドワークなどについては、クラス内の数名で「課外実習グループ」を作り、 上級生を一人引率に付ける形でパーティを組ませる。 この「課外実習グループ」のパーティは、特別な事情がない限り卒業時まで固定である。 |
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